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夕なぎ

2009/08/31 [Mon]21:48 編集
category: 自然
海岸夕日

常神半島の入り江の夕陽に見とれていた日曜日の午後、
くりかえし寄せる波の音が、 「まだ 帰らないで・・」と
僕を引き止めた。

明け方からこの時間まで、ずっと、この海に来ていた。
一人で歩く波打ち際は、残された足跡がどこか切ないけれど
さざ波に洗われて、いつしか、きれいに消されている。
まるで、僕の小さな過ちを許してくれるようだ・・・。

打ち上げられた流木を拾い上げ、
長い年月の証しを探してみる。
うっすらと刻み込まれた文字は、
普段あまり見られないポルトガル語。
遠く地球の裏側から流れ着いた、大きな木片だ。

塗料は色あせてしまい、角は丸く摺れていた。
まるで傷ついたアジサシの羽の様な姿は
彷徨いながら、何を失ったのだろうか?
まだ若かった、昔の僕のように。

愛は永遠ではなく
自由は平等ではなく
お金は人を狂わせてしまう。
僕は、何を求めてきたのだろう・・・。
僕は、何処に向っているのだろう・・・。

傾き始めたオレンジ色の輝きに見送られて
夏の切なさに、別れを告げた

この次に来る時は、あの人を誘ってみよう。
きっとこの浜辺を、気に入ってくれるだろう。







 



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