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ようこそ岐阜国体へ

2012/09/21 [Fri]14:46 編集
category: その他
黄金の田に渡る風が、いつしか心地よい季節になりました。
あの燃えるような夏は、皆さんの記憶の中に、
どんな足跡を残していったのでしょう?


  10690287-yellow-autumn-grass.jpg


ロンドンがオリンピックに沸き立ち
世界中が歓喜に包まれた幾つもの場面は
ちっぽけな人間が、
命がけで目標に立ち向かうから美しいのだと・・
小さなテレビ画面から受け止めた事です。

さて、この初秋より一足先に
岐阜国体が始まりました。
そしてつい先日、少年男子平泳ぎ200メートルで世界記録が生まれました。

水泳第3日は15日、岐阜長良川スイミングプラザなどで行われ、
18歳の山口観弘さん(鹿児島・志布志高)が2分7秒01の世界新記録で優勝しました。

ロンドン五輪で、ダニエル・ジュルタ(ハンガリー)が出した2分7秒28を、0秒27更新しました。
あの北島康介(日本コカ・コーラ)の、2分7秒51の日本記録も大幅に塗り替えました

     oth12091516400007-n1.jpg

間もなく本格的に始まる岐阜国体で、
どんなドラマが繰り広げられる事か?
地元 岐阜市民の一人として、大いに盛り上げたいと願っています。


さて、そうして全国から来岐される関係者の皆様に
おすすめなのは、何と言っても
天然の「鮎料理」です。

脂の乗った鮎の塩焼きや
抱卵の子持ち鮎を、玉味噌をつけて召し上がる「魚田」など
本場 長良川ならではの味わいをご堪能頂けます。

鮎料理はお国自慢と言われ、
何処の街でも召し上がれますが、
岐阜に起こしになったこの機会に、
是非一度、ご賞味下さい。

煙鮎    6.サンマの棒寿司
静かな個室と、美味しい日本料理で
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

尚、恐れ入りますが、
お電話にてのご予約をお願い申し上げます。



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山萩のゆれる頃

2012/09/04 [Tue]20:18 編集
category: 自然
日差しの落ちかけた夕方近く、
長月の薄明かりに照らされた
サラサラと揺れる山萩のそよぎは、
いつか どこかで聞いた事のある
衣擦れの音に似ていた。


私が京都のお寺で見習いをしていた遠い昔、
拝観時間の終了1時間前の午後3時から
本堂と境内の清掃がいっせいに始まる

「おい、もたもたするでない。しつかり清めなされ。」

     dc081936.jpg

 
先輩に後れを取らないように手早く雑巾がけをしながら、
14歳の少年は、枯山水からよせる残炎を浴びた。

ヒグラシの鳴き声と白檀の供香が重なる中、
閉門を告げる喚鐘が鳴り響いた。

すっかり後片付けを終え、ようやく一日が終わろうとしている。
後は一番離れた墓地の通用門の戸締りだけだ。
今のようにセキュリティが当たり前の時代からすれば、
いかにも不用心だつたあの頃は、
性善説からなる安心や安全に疑う事すらあり得なかった。

その日、来客用の玄関に履物が置かれてあった。
こんな時間に一体どなたが、お出でになつたのだろう?
参禅のお客様にしては、ちょっと様子が違うし
ご住職や先輩僧侶もそんな素振りはまるで無かった

客間の横を通るときに、小鼓が聞こえてくる
そう言えばお嬢様の稽古が、今月から再開するのを思い出した。



 昨夜、習字のあと片づけの時に立ち話をしていた。

 「お謡いって、知ってはる?」
 「何それ・・・」
 「お能を舞う時の歌詞なんよ」
 「能?」
 「うちなア、井筒って言う、演目に挑戦してみるんえ」
 「おたべみたいなおやつか???」
 「食べられまへん!!! お菓子とちゃうし」
 「なんや、そんなんいらん」
 「ほな、おやすみなさい」

 同い年のお嬢様があきれながら、クスクスと笑っていた。
 きっと古臭くて難しい事なんだろうと、
 当時の私は無関心そのものだった。
 彼女の横顔以外は・・・。


奥の間へ続く縁側の障子は、すべて閉ざされていたが
そこへ落ちた影絵には、美しい姿が浮かんでいた。

畳を擦る着物と足袋の音が、晩夏の夕闇に重なり
私の痩せた背中に、恋の種を落とした


     gyoji-chashitsu.jpg



謡楽や和事に触れ合うことは滅多に無いけれど
9月の夕暮れに山萩を見つけると
長い歳月の向こう側に、あの日の記憶の蔵が現れる。
そして小さな隙間から柔らかい光を伸ばしている。
私は、今日もこうして生きている
ありがたいと思う。





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