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夕なぎ

2009/08/31 [Mon]21:48 編集
category: 自然
海岸夕日

常神半島の入り江の夕陽に見とれていた日曜日の午後、
くりかえし寄せる波の音が、 「まだ 帰らないで・・」と
僕を引き止めた。

明け方からこの時間まで、ずっと、この海に来ていた。
一人で歩く波打ち際は、残された足跡がどこか切ないけれど
さざ波に洗われて、いつしか、きれいに消されている。
まるで、僕の小さな過ちを許してくれるようだ・・・。

打ち上げられた流木を拾い上げ、
長い年月の証しを探してみる。
うっすらと刻み込まれた文字は、
普段あまり見られないポルトガル語。
遠く地球の裏側から流れ着いた、大きな木片だ。

塗料は色あせてしまい、角は丸く摺れていた。
まるで傷ついたアジサシの羽の様な姿は
彷徨いながら、何を失ったのだろうか?
まだ若かった、昔の僕のように。

愛は永遠ではなく
自由は平等ではなく
お金は人を狂わせてしまう。
僕は、何を求めてきたのだろう・・・。
僕は、何処に向っているのだろう・・・。

傾き始めたオレンジ色の輝きに見送られて
夏の切なさに、別れを告げた

この次に来る時は、あの人を誘ってみよう。
きっとこの浜辺を、気に入ってくれるだろう。







 



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晩夏の鐘の音

2009/08/29 [Sat]11:54 編集
category: 自然
h_inoue_10_08.jpg

パソコンの調子がすぐれずに、時間だけが過ぎていた。
気がつくと、夏は終わりを告げようとしている・・・。

明け方の梅林の森は、太陽の日差しが照りつける前なら
とても、気持ちが良い。
静寂の隙間を通り抜ける一陣の風が、さわさわと木立を揺すり起す。

すると、小さな生き物が、枝から枝に飛び移った。
リスだ!野生のリスだ!
人の気配を恐がる事もなく、リズミカルに跳ねている様子は
今朝のサプライズにふさわしい。

やがて、赤く染まるはずの青もみじが
誇らしげに枝を伸ばしていた。


                          
今年の夏は、何だか夏らしくないような気候だった。
蒸し暑く長い夏の夜は、いつだって、僕達を苦しめた。

寝苦しく 浅い眠りの淵で、熱気に押されて横たわっている時
深夜の喧騒が、リアルな現実に連れ戻したりする。
まだ、起き上がる時間には早すぎる・・・



この所、多忙ではない日常が続いていた。
そういう意味では、時間は ゆっくりと過ぎていた。

夏の甲子園の高校野球をこれほど、落ち着いて見るのも久しぶりだったし
ご先祖さまの供養もお盆には人並みに出来た。

そして、長良川の花火を28年ぶりに見ることが出来た。
夏の夜空を彩る 大小さまざまな光りのパノラマと
迫り来るような迫力に包まれて、感動を覚えた。
純粋に嬉しかった・・・。

みるみるうちに、時間は 夏は過ぎてしまった。
夕方になると店の庭先で、コウロギが鳴いている。
とても優しく、柔らかい音色を奏でている。
こんなすぐそばにも、素敵な自然の力が溢れている。
君も虫の声を聞いているのだろうか?


18歳のとき、大好きな人が歌っていた言葉。
「ああ早く、9月になれば・・・」


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