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桜花爛漫の琵琶湖にて

2016/04/04 [Mon]12:57 編集
category: 釣り
4月3日(日) 岐阜祭りのお弁当を素早く完成、納品した後、
今年はじめての小鮎釣りに出かけました。

曇った4月の空は、今にも冷たい雨を落としてきそうです
逸る気持ちを押さえ、西に向かいました。

琵琶湖の桜は、比叡山おろしの風の影響を受けるので
岐阜市内よりやや遅く開花するのですが

今年は満開の桜並木が出迎えてくれました。
その木々の下に佇んでいたなら
ピンク色に染められてしまいそうです

今回は開始も遅く、はじめての琵琶湖なので
大体の様子を掴む事を主としました。

さて
現場には大勢の釣り人がいます。
皆さん このシーズンを楽しみにされていたと思います。

小鮎3  小鮎1

広い琵琶湖ですが
時節によって釣れる場所が変化しますので
ピンポイントで攻略したいと考えました

小鮎6

竿を出して、およそ2時間ですが
良く釣れた方だと思います。
さて、次のポイントに移動します。

小鮎5

あとの写真はこの魚の絵だけですが
手前の木箱が2番目の釣果で、96尾でした。
ちなみに最初の釣果は120尾です。 (笑)

流水で丁寧に洗い、内臓を1尾ずつ取り出します。
この作業をしないと、お腹の砂やワタが
口の中で違和感となり、美味しくありません。
根気と手間がかかりますが、
魚を得た以上は、最後まで取り組んでこその釣り料理人ですよね

小鮎4

早速、実山椒を加えて甘露煮にしました
魚の個体が小さいので、いつもより煮込みの時間を短縮して
あっさりと仕上げました。
柔らかな食感はまさに琵琶湖の春の風物詩そのものです。




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岐阜市 咲楽 7月号

2015/05/30 [Sat]17:11 編集
category: 料理
6月5日 発行の生活情報誌 岐阜市咲楽 に広告を掲載いたしました。

紙面のスペースがやや小さいので、詳しいご説明が出来ておりませんが
今回は、お得なクーポンをお付けいたしました。
ランチ用と、ご夕食用をご用意しております。
是非、ご利用下さいませ。
皆さまのご来店を、心よりお待ち申し上げます。

咲楽用 7月号 日替わり1

日替わり定食 1,620円  →  1,500円  です。
まん中のお刺身が、鮎の塩焼きに変わる事も御座います。


あらかじめお電話下さいますと、
比較的にお早くお召し上がりいただけます。
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回向返照

2015/04/02 [Thu]15:27 編集
category: 自然
      回向

回向返照 えこうへんしょう

自らの光を外へ向けるのではなく、 内なる自分へ向けて、心の中を照らし出し、自分自身を省みること。



解説
この四字熟語は、仏教の臨済録の中の言葉で、人の心は、常に外に向いてしまいますが、
その心を内側に向けるよう勧めた言葉のようです。

光という言葉には、光明という意味があり、人の心の中にある智慧や慈悲と考えると、
「自分の能力につり合う智慧や慈悲の心で、自分自身を省みる」
、という意味があるのではないかと思います。

また、この言葉は、「かいこうへんしょう」とも読み、
太陽が沈む直前に、ほんの少しだけ、空が明るく見えることから、
人が死ぬ直前に、ほんの少しの間だけ、元気が出たりすること、という意味もあるようです。
DVC00048.jpg

君が為に葉々清風を起す
きみがためにようようせいふうをおこす

[出典]虚堂録

虚堂禅師送別の句。
別れを惜しみ門まで見送りに出る。
すると門前の竹の葉がそよそよと風に鳴り、旅立つ君に清涼なる餞別を送っていた

DVC00074.jpg

先日 私の誕生日に、この言葉を頂きました。
常日頃からお世話になっている方で
事あるごとに、気にかけて下さいます。

そして今回は味わい深い、
とても含蓄のある教えに応援されているようです

感謝と精進を掛け合わせ、仕事に励んでいきたいです。



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如月の新月

2015/03/19 [Thu]21:49 編集
category: 料理
細く輝く三日月が、やや肌寒い今宵を照らしています。
所々満開になった梅の花は、
人々に麗日の喜びを教えてくれるようです。

そこで、私も白梅をシンプルに活けてみました
公園や名園などの立派なスケール感ではなくて
その梅の前を通り過ぎて、何となく気が付く
静かな春の訪れを考えたつもりです (笑)
狭いお座敷の事ですので、なるべく匂いも少なく。

DSC_0285.png

「 梅は まんくわい  昼の鐘  ぬるむ音   鵜平 」

彼是 15年ほど前に、お客様に頂いた書を表装しました。
独特の書体と、墨の濃淡が特徴的ですね。
岐阜の鏡島の出身で、昭和15年の他界されるまで
多くの自由律俳句を残されました。


ならば、如月のお月見と洒落てみて、
赤津焼の ウサギの器で
「ウドと蕗と筍の木の芽和え」 にコゴミを添えてみました。

DSC_0283.jpg

そして 「カレイの酒蒸し」 です。
やや薄めのポン酢で召し上がって頂きます。
 
DSC_0291.jpg

段々と近づく足音は、春風に乗ってすぐそこまで来ているようですね。

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スーパームーン

2014/09/08 [Mon]21:30 編集
category: 自然
今年の夏は天候がとても不安定で、から梅雨に始まり
お盆の豪雨、晩夏の長雨と
誰もが経験した事のない季節感だったと思います

8月20日に広島市で発生 した豪雨による大規模な土砂災害は、
広島市北部の安佐北区や安佐南区を中心 に多くの爪痕を残しました。
長引く復旧活動のニュースを耳にするたび
被災者の方の深い悲しみを覚えずにはいられません
心安らぐ穏やかな日常が一日も早く訪れる事を祈り
ここにいても出来る応援を、ささやかながらした次第です。
どうか負けないで下さい。

今日の中日新聞のコラムに珍しい漢字が乗っていました。
「霪」・・・いんと読むそうです。  訓読みは「ながあめ」
度を越した雨、十日以上も降り続くような雨を指します

日照時間の半減した異常気象の夏でしたが、これは温暖化の影響とも考えられ、
専門家は
「今回のような大雨は近い将来にまた起こる可能性がある」
と警告しています。

そしてコラムでは
「節度を忘れて求めすぎる現代文明のありようかもしれぬ。」と結んでいます。

野菜が値上がりし、海が時化て魚が品薄くなって
ぶつぶつ文句を言っている自分が
恥ずかしく思いました。 
             ( だめよー、だめ、だめ!)

明日は特別な月夜の晩です。
どうかせめて、
綺麗な大きい満月が見たいですね。

       くがい3


久しぶりに絵が仕上がりました。
「 九蓋草 クガイソウ 」  ・・・  別名 虎の尾
花言葉は、達成・誠実・信頼 です



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